コミットメッセージを標準化するには、github.copilot.chat.commitMessageGeneration.instructions
を設定し、Copilot Chatが常に所定のルールに従うよう誘導するのが効果的である。たとえば、以下のように.vscode/settings.json
に記述する。
他にも多様な方法があるが、ボタンをクリックするだけで設定できるため、結局これが使われていることが多いように思われる。
{
"github.copilot.chat.commitMessageGeneration.instructions": [
{
"text": "以下のルールに従ってコミットメッセージを生成:\n"+
"1) 1行目は50文字以内\n"+
"2) 本文が必要なら72文字幅で改行し、1行目と本文の間に空行\n"+
"3) 現在形で書く (例: 'Fix bug', 'Add feature')\n"+
"4) サブシステムやパッケージ名を先頭に (例: 'wallet: ')\n"+
"5) 箇条書きはハイフン(-)またはアスタリスク(*)で始める\n"+
"6) 最後に 'Generated by Copilot' と記載"
}
]
}
Copilot Chatは、この設定を参照してコミットメッセージを提案する。結果として、コミットメッセージの書式を一貫させ、読みやすい履歴管理を実現できる。commitlintなどと併用すれば、さらに厳格なバリデーションを行うことが可能である。